私達Snow Catは、山形県の豪雪地帯で猫の保護活動を行っています。
雪猫シェルターがある場所には民家が近くになく、冬場は食べ物もありません。
雪の中食べるものもなく痩せてしまった猫、怪我をして歩けない猫、完治しない病気の猫、子供を身ごもった猫、様々な猫を保護しすべての猫が幸せに過ごせるように日々愛情をもって接しています。
生まれたばかりの子猫や妊娠した母猫も多く保護しており、出産後に避妊手術を行い親子共に大切に育てています。
冬場は外は氷点下になり、寒いときは-16℃になるときもあります。
猫達を寒さから守り、たくさんの栄養を取ってもらえる環境を提供しています。
この場所で猫達は冬を越え、一年を通して自然が多い敷地内の庭と安全な室内を自由に行き来して過ごしています。
病気になった猫達の介護や、最期の看取りも行っています。
保護した猫達は最期のその時まで大切に愛情をもって接しています。
ここに来てよかったと思ってもらえるように、一頭一頭と向き合って大切にしています。
身体に障害を抱え、野良として生きていくのが厳しい猫達もこの施設では他の猫達と同じように過ごしています。
移動に不便がないようにバリアフリーな環境づくりを目指して日々活動を続けています。
この施設が他の保護施設と違う点は、譲渡を目的としていないことです。
ここで保護された猫達は、民家のないこの地で自由に生きてきた猫達ばかりです。
自然の中で走り回り、木陰で昼寝をし、たくさんの経験をしてきました。
室内で長生きすることが本当に猫の願いなのか?それは誰にもわかりません。
猫達が自然のある場所で走り回ることができ、冬の寒さから逃れられる室内で寝ることができるこの環境で最期まで面倒をみたいと思ってこの活動をはじめました。
猫達の表情をみていると自由度が高いこの生活はとても幸せそうなのです。
もちろん、病気になれば病院に連れていき十分な治療を行います。
ワクチン接種や駆虫薬などで猫達が長生きできるように最大限の努力を行います。
ご支援してくださる皆様のご寄付で日々猫達が快適に過ごせる環境を実現しています。
保護したすべての猫達が幸せな人生を送れるように私達は真摯に猫達と向き合い、お世話をしています。
過酷な環境から助けを求めてきた猫達が幸せになれるようにこれからも活動を続けていきます。