ご覧いただきありがとうございます。保護猫活動へのご意見、ご質問等を頂く中で私達なりに思っていることをここに記します。

野良猫や地域猫、さくらねこへの思いは保護猫活動をされている方それぞれに理想があり、強い信念をお持ちになって活動されている方もたくさんいらっしゃると思います。

猫が好きな方、嫌いな方、地域猫プロジェクトに携わっている方、さくらねこや地域猫に批判的な方、いろいろなご意見を聞くことがあります。全ての人が掲げる理想は同じになることはありませんし、時間をかけて分かり合うのが必ずしも正しい道ではないと思っています。

保護猫活動に理想を持つことは素晴らしいことですが、地域の特性や面倒をみている環境の違いなどそれぞれに事情があり、置かれている環境の中で皆さんができる範囲ですることが一番ではないかと思います。

猫達は人間に何をしてほしいか伝えることはできません。

お家猫になりたいのか、このまま外で生きていきたいのか、病気を治療してほしいのか、延命を望まずそっとしてほしいのか全てはお世話をする人が決めることになります。

「保護して譲渡が正義」、「地域猫が正義」、「TNRはかわいそうな行為」などいろいろなご意見はそれぞれの保護猫活動に生かして頂いて、他の活動への批判や強要はするべきではないと考えています。

お互いに目指すものが違う人同士が話し合っても、時間の無駄だと思うのです。

その時間を目の前の猫達に話しかける時間に充てたいと私達は思っています。

寄付を集める行為を批判したり、クラウドファンディングに嫌悪したり、いろいろなご意見はあると思います。

賛同できなければしなくていいのです。自分の気持ちを相手に押し付けても、豊かな心で猫達に接することができなくなると思います。

そのため、保護猫活動へのご意見には基本的にご返信しないことにしました。

私達が目指す活動に賛同してくださる方がいらっしゃることを誇りに思い、これからも猫達の為に全力でお世話していきたいと思います。

どうか皆様が目指す保護猫活動が実りあるものになりますように。

雪猫シェルターSnow Cherry